日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

2015年5月のブログ記事

  • 破れ傘の人生に、悔いなし:「ヤブレガサ」

               破れ傘で人生を散歩し、    じゃじゃ漏れとは いかないまでも    どこか漏れて、 修理できないまま この歳となる。    でも人生に悔いはなし。    5月末日:桜草の状態と今後の心得                          写:2015/5/31      今... 続きをみる

    nice! 9
  • 赤蜻蛉は歌になり、白蜻蛉は桜草になる:「白蜻蛉」「赤蜻蛉」

            夕焼け小焼けの赤とんぼ、負われて見たのは      何時の日か~      誰もが歌ったこの童謡は年老いても心に残っています。       とんぼの世界では、体色が赤かったら赤蜻蛉と言いますが、      白蜻蛉がいるとは聞いたこたがありません。       でも、桜草では赤蜻蛉に... 続きをみる

    nice! 11
  • 桜草、新種八重の改良:「夢一夜」

        桜草の花びらは従来一重でしたが、1980年頃より     静岡県の加茂花菖蒲園が改良を重ね八重の作出に     成功したと聞きます。     今から35年前なので、桜草三百年の栽培史から     みると、全く新しく画期的な新品種の誕生と言え     るでしょう。     八重は非常に花が綺... 続きをみる

    nice! 12
  • 神話伝説、現代の桜草に生きる:「天の羽衣」

       羽衣伝説は日本各地に存在するようですが、 その中でも    謡曲『羽衣』の舞台でもある、 静岡の三保の松原が有名    で、高齢者なら誰もが知って いる伝説です。      (国民小学校で習ったような記憶が?)      天女が三保の松原に舞い降り、羽衣を松の枝にかけて      水浴びをす... 続きをみる

    nice! 15
  • 聞こえて来ました幸せのリズム:桜草の「手拍子」に乗って

                    幸せなら手を叩こう、パチ、パチ、パチ           時には パッチン、パッチン          快活な手拍子のリズムに乗って           パチ、パッチン、パチ、パッチン、ブス~ン          手拍子は幸福のリズムです      ... 続きをみる

    nice! 14
  • 謡曲の中の桜草:そこで妖艶な「漁火」を

          江戸時代の桜草の品種名は、謡曲から引用された             ものがかなり多い。    その中で、名品、稀品、珍品、と形容される桜草が数多く生まれ、    これが今に愛好家により大事に継承されてきた。        この「漁火・イサリビ」も江戸時代からの名品で、      そ... 続きをみる

    nice! 14
  • 吉野の山は奥深い:そこで貰った一本の花木

              二十数年前、五条市に住む友人が吉野の山里に             さそってくれた。       ぼたん鍋を食べ、賀名生(あのう)梅林で花見を行い。       山野草の店で見事な自生植物を拝見した。       そこで貰ったのが鉢植えの盆栽花木である、どうも       空木... 続きをみる

    nice! 8
  • 花を見て 若き頃を思い馳せる:セッコク蘭

              庭のセッコクが今年も大量の花を咲かせた。    思えば今から三十数年前、友人と三人で熊野方面へ旅をした。    瀞峡遊覧の観覧船に乗り上流の河川敷で小休止、その時に    出店にあったひと握りのセッコク蘭買った、それがこの    セッコクである。           その頃、友... 続きをみる

    nice! 13
  • 桜草の紫色系は何となく寂しい:「晩秋」

          日本桜草の花色はまことに多様ですが黄色系と黒系はありません。        その中でも、紫系の桜草は何となくうらぶれた寂しさを               感じさせます。           この画像 「晩秋」がそんなイメージを与えるのでしょうか。

    nice! 8
  • 浮かれて踊る獅子の舞:「浮かれ獅子」

                 昔の獅子は、能の舞事の一つであり、狛犬の一つでもあり、    襖、掛け軸の絵柄でもあった。    殆ど実物を見ない時代に獅子が題材にされたのは、見聞をもと    に想像化され象徴化されて来たのではないでしょうか。      現代では、獅子をライオンと読んでも、似ても似つか... 続きをみる

    nice! 8
  • 自画自賛・これは満足:「笹鳴」

                     スッキリ、ハッキリ、桜弁。      弁の冴えた切れ味は、薄紅色の仄かな色気と      きらりと光る品性に、これはいいわと自画自賛。    「笹鳴:ササナキ」を広辞苑で索引すると    「冬に鶯の鳴声が未だ調わず舌鼓を打つように鳴くこと、         またそ... 続きをみる

    nice! 7
  • 庭の片隅:雜草の中ツツジの独り言

        雑草の中で目立つことも無かったツツジも、花が咲いた      途端に花の色をきそい合い、私のほうが綺麗よ!!           と呼びかける。     平凡な単なるツツジなのに、主張する色合いはたしかに          一見の魅力がありそう。     ツツジさん、それではブログで紹介し... 続きをみる

    nice! 9