名刹の旅 no47 : 清水寺
当寺は、正式名を「御嶽山播州清水寺」といい、西国三十三ヶ所巡りの第25
番札所です。
京都市に「音羽山清水寺」があるので、それと区別するため「播州清水寺」と
呼ばれています。
清水寺へは、舞鶴若狭自動車道「三田西インター」より約20分で行けるようで
すが、私は東条湖ランドに立ち寄るため「ひょうご東条インター」から行くこ
とにしました。
清水寺一帯は「清水 東条湖県立自然公園内」で、海抜500mから600mの
山々が連なります。
清水寺も500mの山頂にあり、六甲の山並み、瀬戸内海、淡路島、明石海峡
大橋、等を見渡すことが出来る景勝の地であります。
清水寺は 1,800年前、天竺(古代インド)僧の「法道仙人」が創建したとさ
れます。
「法道仙人」が、水神に祈願して、湧き出した霊泉から清水寺と命名したとい
われ、この霊泉を滾浄水(こんじょうすい)といい、湧き出した井戸(おかげ
の井戸)は今も枯れることはなく、顔を写すと3年は長生きすると言い伝えら
れています。
★ 水神に祈願して、湧き出した霊泉(おかげの井戸)
★ 境内
★ 大講堂
★ 大講堂
清水寺ご住職の説明によると、当寺は本堂が2つあります。
一つは「大講堂」で「千手観音」が祀られており、西国巡礼の二十五番
札所の本尊となります。
もう一つが「根本中堂」で「十一面観音」が本尊として祀られているそ
うです。
ご朱印
所在地:兵庫県加東市平木1194
山号 :御嶽山 別称:播州清水寺
宗派 :天台宗
本尊 :千手観音(大講堂)十一面観音(根本中堂)
創建年:(伝)景行天皇時代
開基 :(伝)法道仙人
ご詠歌: あはれみや あまねき門の 品々に
なにおか波の ここに清水