日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

破れ傘の人生に、悔いなし:「ヤブレガサ」


   

   

   破れ傘で人生を散歩し、
   じゃじゃ漏れとは いかないまでも
   どこか漏れて、 修理できないまま この歳となる。
   でも人生に悔いはなし。



   5月末日:桜草の状態と今後の心得

                

        写:2015/5/31


     今の時期、葉を出来るだけ長持ちさせることが
    大事なので害虫対策が必要です。


  桜草にはハダニはつかないが青虫が葉を食いあさる。
 

  青虫は直ぐに大きくなるので、消毒は効かないし

  葉を痛めるためにやりずらい。


  それで捕殺するのだが、この捕殺が難しい、青虫は
  葉と同色なので見つけることが困難。


  それで、食い荒らされた所は必ず青虫がいるので、葉そ
  っとなでてやるとぽろりと土の上に落ちる。


  そこで捕殺するが、完全とはいかない。

赤蜻蛉は歌になり、白蜻蛉は桜草になる:「白蜻蛉」「赤蜻蛉」


  

     夕焼け小焼けの赤とんぼ、負われて見たのは
     何時の日か~
     誰もが歌ったこの童謡は年老いても心に残っています。 


     とんぼの世界では、体色が赤かったら赤蜻蛉と言いますが、
     白蜻蛉がいるとは聞いたこたがありません。 


     でも、桜草では赤蜻蛉に対比して白蜻蛉が生まれました。

      なぜか!  あまり疑問を持ってはいけません。     
     日本では紅白はお目出度いのです、赤蜻蛉がいれば
     白蜻蛉なのです。 


     桜草では赤蜻蛉は可憐で稀品の一つとされていますが、 
     白蜻蛉も劣らず、一段とすっきりとして歯切れがよく
     特に花筒が鴇色のぼかしで白を引き立てます。
     強健な性質なので作り易い品種の一つです。

桜草、新種八重の改良:「夢一夜」


    桜草の花びらは従来一重でしたが、1980年頃より
    静岡県の加茂花菖蒲園が改良を重ね八重の作出に
    成功したと聞きます。


    今から35年前なので、桜草三百年の栽培史から
    みると、全く新しく画期的な新品種の誕生と言え
    るでしょう。


    八重は非常に花が綺麗だし、珍しいので関東では
    急激に愛好者が増加しと聞きますが、関西方面で
    は販売店も少なく、高価なこともあり普及が今一
    つ遅れているように感じています。


     八重の育成は、当初は花付きもわるく、当地域の    
     環境に馴染まないようでしたが、二年目からは華
     やか咲いてくれました。 


             それでは、桜草の八重咲をご覧下さい。