昔の獅子は、能の舞事の一つであり、狛犬の一つでもあり、
襖、掛け軸の絵柄でもあった。
殆ど実物を見ない時代に獅子が題材にされたのは、見聞をもと
に想像化され象徴化されて来たのではないでしょうか。
現代では、獅子をライオンと読んでも、似ても似つかぬも
のを感じ、イメージはすごくかけ離れている。したがって
獅子は獅子でよいと思う。
しかし桜草の「浮かれ獅子」と、獅子の絵柄を思い浮かべ
て対比すると、何となく、なる程と思われるところがある。
それでは我が家の掛軸の獅子と、桜草の獅子を比べてみよう。
如何でしょうか? やはりこの論点は無理かな ァ。
でももう一度見比べてみて。 ド~オ~