名刹の旅 no13 :「曼殊院」
★ 曼殊院、塀外側の紅葉
★ 曼殊院内の枯山水庭園
曼殊院は京都叡山鉄道修学院駅からから約20分を歩く距離、ちょっと不便な
のでタクシーが便利である。
曼殊院門跡は洛北屈指の名刹であり、門跡という格式の高い寺である。秋にな
るとここも紅葉が見事に染まる。
先ず勅使門から。
大玄関から大書院にはいり、そこから見る庭園は小堀遠州の作といわれる枯山
水庭園で、水の流れをあらわした砂の中に 鶴島と亀島を配しており、小書院
は静かに水面をさかのぼる屋形舟を表現していると聞く、まことに見事な庭園
である。
ここの枯山水の庭園には、紅葉が多いとはいえないが、松の緑との絶妙のコン
トラストは見飽きることはない。
★ 勅使門
★ 廊下からの眺め
★ 大書院の縁側から見る紅葉
★ 庭園の一部
曼殊院は、京都市左京区一乗寺にある天台宗の仏教寺院である。
本尊は阿弥陀如来
創建年天暦年間(947年 - 957年)
寺格:門跡寺院
開基:是算
やはり曼殊院の紅葉は、寺院の塀に連なる紅葉が美しい。周辺の取り巻く自然
は、赤、黄共に冴えて、うっとりとした景観となる。
特に近くに弁天池がありその中に弁天島がある、ここに財宝神の弁天堂と天満
宮が祀られている。
天満宮は菅原道真公を祀る祠である。曼殊院内の一番古い建物であり、鎮守堂
でもあると聞く。ここを取り巻く紅葉は、自然の中に溶け込んで全く優しい秋
を演出する。
★ 塀にそって紅葉がなびく
★ 道路に面した風景
★ 弁天島付近
★ 弁天島正面門
★ 天満宮
★ 弁財天
★ 弁天池の紅葉(1)
★弁天池の紅葉(2)
★ 弁天池の紅葉(3)
曼殊院も、一生一度は行きたい名刹である。