日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

名刹の旅 no19 : 奈良明日香


旅の思い出の中で、かなり鮮明に記憶しているのが、奈良
明日香のラジオウオークです。


2001年2月13日MBS主催のラジオウオークに参加しました。
記憶は定かでないがその一部を含めて紹介します。集合場所
は奈良、桜井小学校だったように思う。


安倍文珠院から飛鳥寺を通り川原寺から橘寺に参拝し、最後
が石舞台で解散するコースです。


安倍文珠院は、大化元(645)年に創建したという。本尊の
文殊菩薩は国宝で、高さ7Mという日本三文殊の一つで智恵
の仏さまです。

       ★ 安倍文珠院本堂

        ★ 仲麻呂堂(金閣浮御堂) 


明日香の地は万葉集の宝庫です。タイミングよく「浜村淳さん」の万葉
時代の名解説が二十数分にわたり聞くことが出来、大勢の参加者と共に
聞きほれていました。

     ★ 浜村淳さんの 万葉解説に聞きほれる


明日香の地は、飛鳥時代の宮殿や史跡が数多く、日本の心の故郷と言えます。
そして全域が唯一の古都保存法対象地域となって手厚く保護されています。


一見、のどかな平凡な田園風景ですが、誰もが一度はこの地を散策して万葉
の歴史を肌身に感じたら自分の歴史観が深まることでしょう。


途中に飛鳥寺立ち寄りますが、この寺は596年(推古4)に蘇我馬子によって
建てられた本格的な伽藍配置の日本で最初の大寺院でした、ここには日本
最古の仏像「飛鳥大仏」が祀られています。


この頃はデジカメも性能が悪く、いい写真は撮れていませんが画像を
見ながらさらに進めます。


「甘樫丘」ここが明日香を一望するのに最適の場所です。標高148m、
東西に数100m、南北1kmほどに広がる平凡な丘陵ですが、ここに飛鳥
時代の歴史が詰まっています。


丘全体が国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区となっており、丘の北側には
甘樫丘展望台、南側には河原展望台から、明日香地方の村内や橿原
市内の大和三山や藤原京などの風景を一望することができます。

     ★ 飛鳥寺から甘樫丘を望む  

 

     ★ 甘樫丘から耳成山を遠望

  ★ 甘樫丘から天の香久山を写したつもりだが?

 

     ★甘樫丘から畝傍山を遠望 


なお甘樫丘は、大化の改新以前には蘇我蝦夷と蘇我入鹿の親子が権勢を
示すために丘の麓に邸宅を構えていたといわれ、また東側の麓には7世
紀前半から中頃のものと見られる建物跡や石垣を発見され蘇我氏の邸宅
跡ではないかと注目されているとのこと。



ラジオウオークでは甘樫丘には登らず、橘寺の境内または迂回して終点
の石舞台を目指します。橘寺は聖徳太子の関わりの深い寺で本尊は聖徳
太子、如意輪観音です、由緒のある寺です。

★ 橘寺の境内に入ってもよし(拝観料350円)、通り越してもよし

      ★  橘寺全景

      ★ ラジオウオーキング参加者の列


橘寺の付近には聖徳太子が誕生したとされる場所があり、寺院は聖徳
太子建立七大寺の一つつとされているとのこと。


いよいよウオークの最終場所の石舞台。集合所では散策を終わった人た
ちであふれています、一応ラジオウオークの解散セレモニーが終わり
みんなそれぞれ帰途につきます。

★ 石舞台

        ★ 石舞台の広場で、終了セレモニー


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