日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

日本桜草の魅力 : 伝説の仙人「東王父」




昔、中国では仙境、即ち仙人が住んでいるという場所が二つあり、
一つは東の蓬莱山、そして西の崑崙山といいます。


そして東の蓬莱山では「東王父」が男仙(男の仙人)を統率しており。
西の崑崙山には「西王母」が女仙を統率していたと言われています。


「西王母」は玉皇大帝という道教の最高位の神様の奥さんで、女神
の中では最高位の神様、そして長寿の神様でもありました。


この西王母は、神話や伝説、小説などに頻繁に登場するのに対し、
東王父はあまり登場しません。これは、西王母が先に伝説化し、
それに対応する形で東王父が生まれたと、されているからだそう
です。


   ★ 西王母(画像Webから借用)

日本桜草においても「東王父」「西王母」の品種があり、
特に「西王母」は江戸末期の作出でされた、薄桃色でか
がり弁の優しい花で、認可品種として登録されています。


では「東王父」はどうでしょうか。西王母あれば東王父
ありなのです、この画像のとおりかなり男性的で強健そ
うな花の感じでもあります。


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