桜草の出会いは奈良の高鴨神社:写真は「秋茜」
何年前になるのでしょうか。
若い頃、名刹巡りで京都、奈良へよく旅をしました。
その一つが、葛城山、御所側の山里です。
近鉄御所から五条まで道のりは十数キロ程、その途中に
高鴨神社があります。
40年程前、ここで初めて日本さくらそうに出会ったの
です。
”いい花だ” その時心に残り、いつかは作ってみようと
思いました。
60歳前に退職して、庭いじりが生活の一部となったと
き。心の中心となる支え花として、前から思いつのる
日本さくらそうを育てようと思いたちました。
日本さくらそうは現在 絶滅危惧種となっています。
埼玉市の田島ヶ原の自生地などは国の特別天然記念物に
指定され保護されていますが、他の植物との共存は非常
に難い植物なのでしょう。
なお、高鴨神社は、古代豪族鴨一族の守護神で、由緒の
ある神社ですが、日本さくらそうについても、維持、
伝承に、積極的に取り組まれておられます。
写真は秋茜です、 キリッ とした花びらが特徴です。