日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

名刹の旅 no 1:高野山


  我が家から高野山へは、マイカーで約3時間の旅。数年一度は
  高野山を訪れ、竜神スカイラインから竜神温泉に行きお湯に浸
  ります。

        

車での旅は、まづどでかい西の大門に到着します

   仁王さんにご挨拶して寺院に入ります


高野山は、平安時代のはじめに弘法大師によって、開かれた日本仏教の
聖地です。標高800M前後の山間に広がる高野山、夏は清涼で自然は最高
です。


空海が42歳(816年)に開いたと記されていますが、こんな山奥によくぞ
大規模の寺社が開かれたものと感嘆し乍ら、西の大門から奥の院まで約四
キロ、見所が多いだけに疲れます。


しかし寺社間の移動は総べて車が利用できるし、適当に駐車場もあるので
便利です。電車の場合はバスを利用します。


まず今日の参観ルートは大門から壇場伽藍へ、そこから大本山、金剛峯寺
を拝観し、小休止して奥の院にお参りをします。


           先ず壇場伽藍です。




  ここは高野山の中心部で真言密教の道場として中核となる部分です。
  金堂、朱色の根本大塔の大伽藍が立ち並ぶ一番の見所となります。
  これら総ては大本山金剛峯寺が管理していると聞きます。


  壇場伽藍の建築物は総て大型で、中でも大塔の朱色は鮮やかに自然と
  融合します。内部拝観ができるので 中には入り胎蔵大日如来に手を
  あわせます。


         次は総本山金剛峯寺です。


壇場伽藍から数百メートル離れたところに総本山金剛峯寺があります。
この寺は秀吉が亡母の菩提のために建立したものですが、豊臣秀次が
自刃した場所としても知られています。

  寺社門を入ると、金剛峯寺の巨大な建造物に驚きます。

       寺内の庭園「蟠龍庭」    

回廊より寺内の庭園「蟠龍庭」を見る


各部屋の有名画家による襖絵を見ながら、寺内の庭園「蟠龍庭」(石庭)
また石楠花の古木を見ます。しかし石楠花の季節でないので花は見ません。
一通り屋内を拝観しして、一番奥の大広間に行きます。ここはお茶も出ま
すし休憩するには最適です。


        次に奥の院です。


奥の院は、一の橋から入るのが最適ですが、車が駐車できないので、最後
の駐車場まで行き、そこから奥の院に行くことになります

豊臣家墓所

武田信玄:勝頼 墓所

津島家墓所

石田三成墓所


奥の院までは約2キロの道のりで、参道は杉の大木により鬱蒼とした空間の中、
歴史を彩る諸国大名をはじめ有名人の墓碑がすらりと並びます。


いよいよ奥の院です。弘法大師信仰の中心として聖地となっており、あらた
めて心を引き締め参拝します。
奥の院参拝後は、来た道とは反対側の一の橋に出る山道を通ると、更に有名
な武将の墓碑が立ち並びます。・・・・・・これで高野山とはお別れです。


駐車場から、高野山と龍神村を結ぶ全長42.7kmの道路「龍神スカイライン」
をはしります。このルートは、和歌山県と奈良県の県境の1,000メートル級
の山々を尾根伝いにはしり、連なる紀州の山々が遥か遠くに流れて、見とれ
るばかり風景となります。


紀州方面は山・山・山

立里の荒神さん


        立里の厄神さん(参道)

       護摩壇山のスカイタワー

       護摩壇山から東方望む


途中に立里の荒神さんがあります。紀州地方では有名なのですが、少し
不便で、竜神スカイラインから少し横道にそれます。しかしここまで来
たからには一度はお参りしたいものです。


護摩壇山は、龍神スカイラインの終点近くにあります。ここが和歌山県
の最高峰となり、昔 平維盛が護摩木を焚いて自らの命運を占ったとい
う伝説があります。山頂の近くにはスカイタワーもありその展望は素晴
らしいものです。


   最後は紀州の奥座敷と言われる竜神温泉に辿り付き、日本三大
     美人の湯で一風呂浴びるもよし、宿泊するもよし、
       家に帰るもよし・・・・・

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