日本桜草の魅力 : 性格のおだやかな「人丸」
桜草は夏に入ると葉が枯れて休眠期に入り、秋の涼しさ
を迎えると、地中の根に花蕾が膨らみ始め新芽の充実期
を迎える。
この時が植え替えの時期で、私は11月中旬をめどに植
え替えを始めることとしている。2月頃までに植え替え
ればいいのだが寒さにはかなわない。
今日の花名は「人丸」である。
人丸は明治後期から作りだされ今だに生きつづけている、
これは、この花が平凡だけれど無難な花として人気を保
っているからだと思う。
人丸は 花びらの表が桃色のぼかしで底白となり、抱え咲
で、なんとなく優しさと清潔感を受ける。このやさしさが
長い間作られ続けられた原因なのかもしれない。