日本桜草 : 有頂天
今日の桜草は、最近に作出された八重の「有頂天」です。
私が勝手に思いますに、ご覧のとおり有頂天とは大層な花名ですが、
八重の桜草は、花容が派手になり、はなやかさを増します。
その魅力はあたかも有頂天になるほどということなのでしょうか。
ウィキペディア(フリー百科事典)によると、
有頂天は仏教語で、仏教の世界観の1つであり「天の中の最上にある天」
を意味するとあります。
それが「天」は「天界」を意味すると同時に、そこに住する者をも指し、
このことから「有頂天に登りつめる」-「絶頂を極める」の意を転じて、
頂上世界に安住して自分を忘れてうわの空である状態を指すようになった
と記されています。