日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

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     日本桜草は本来八重咲きはありませんでした。 それが静岡県掛川の  加茂菖蒲園において1983年に八重咲の性質を持つ個体が発見され、  これをもとに八重咲の改良を行い、八重咲の桜草を作出することに  成功したと資料にあります。      以下私が育てた八重の桜草を紹介します。           ... 続きをみる

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  • 花名のとおりにはいかぬ:か弱い「大力無双」

    「だいりきむそう」とは大層な花名です。桜草の場合 品種が固有名詞なので、どんな花名を付けようがどう ぞご随意に、とは思うのですが。 それが この大力無双は、江戸時代からの古花で逸品 と評価され、今に伝わる名花なのです。 しかしながら育成に当たっては性質が弱く、繁殖力も 弱いとされています。 花は豪... 続きをみる

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        私の所持する桜草で、金のつく品種名は「金孔雀」     と「金秀花」の僅か2品種ですが、共に華やかさに     かけては桜草随一です。        花びらを見ると、紅を基調に白が滲みこみ、        弁は鑼弁で広い。        桜草は、清楚・可憐・優雅・な風情が良しとされて   ... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 濡燕

                 ★ 濡燕         ★ 朝日潟 (濡燕と全く良く似ている) 濡燕は、古くは俳句の「春の季語」に入っていたようで、語呂がいいから かなり使われていた言葉なのでしょう。 燕は「燕が来る家は長者になる」という諺があり、田舎では農家で大事に 保護されてきました。 私の生家で... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 花子

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  • 日本桜草の魅力 : 八ヶ岳

    八ヶ岳は野生種です。八ヶ岳周辺の何処かに自生していたのでしょう。 野生種には薄紅系(桜色)と、白咲きが多いのですが、この八ヶ岳も 純白の桜弁で、非常にすっきりした清潔感があります。  桜草の自生地として有名な、埼玉県荒川上流の田島ヶ原は、大正9年に 国指定の天然記念物に、昭和27年には特別天然記念... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 早咲きの桜草(4月9日)

               (1)春湖 今年の桜は一昨日の風雨でいっぺんに散りました、春の嵐は季節風とは言え花に とっては無惨です。 我が家のメインフラワー、日本桜草もかなり傷みましたが、それでもまばらです が咲き出しました。桜草の咲く本番は二週間後となりそうです。 ポット植えの桜草も咲き出すと愛着が出... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 下支えの人気種「朝日潟」

    朝日潟は明治の後期に作出された品種です。 それから110年間位作り続けられてきた品種ですから、それなりに好かれる 要因があるのでしょう。 花型をよく見ると、表薄紅ぼかしで裏は薄桃色、花弁は大輪に咲き、色合い が個性的で艷やかに咲いている。やはりこの品種も飽きのこない品種で持続 したい気持ちが湧くの... 続きをみる

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  • やさしさの人気花:「陽炎」

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  • 初々しい少女の好み:鴇色の「朱鷺の雛」

       朱鷺(とき)も鴇(とき)も同じ鳥の意味ですが、    一般的に鳥の場合は朱鷺の字を使い、色の場合は    鴇の字が使われているようです。      桜草の朱鷺の雛(ときのひな)は江戸時代からの      名花と言われ、初々しく、しかも品があるので今      だに愛好者も多く、桜草に朱鷺に勝... 続きをみる

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    庭のあちこちに華やかなグロリオサの花が目立ち始めました。 グロリオサは「炎のゆり」と呼ばれるように、燃えるが如く 咲き乱れています。画像も、花が華やかなのでそれに合わせ て少し飾ってやりましょう。 グロリオサの球根は、ヤマイモやナガイモに似ており最初は、 植え付けるとき、どちらから芽が出るのか分か... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 月下霧氷

    夏バテで気力なく何することも億劫。 随分と長い間ブログに携わる気が起こらずに過ごしたように思う。 皆様のブログも十分に拝見できず申し訳のないことでした。 文語調が好きな友達から暑中見舞がきました。 その文面に、 筑前博多の聖福寺住持(1750~)仙涯義梵禅師 曰(ノタマ)ハク 「老人ヨ動キ回レ... 続きをみる

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    桜草の「神通力」は、江戸末期に作出された品種と言われています。 今日まで永い間、作り続けられてきたのは、この花にはそれだけの魅力 があり、飽きられることがなかったからでしょう。 花びらを見ても、かすかにかがり弁でつかみ咲となり、花の色は内側が 純白で、裏はさえた紅色、まことに見栄えがいいしすっきり... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 伝説の仙人「東王父」

    昔、中国では仙境、即ち仙人が住んでいるという場所が二つあり、 一つは東の蓬莱山、そして西の崑崙山といいます。 そして東の蓬莱山では「東王父」が男仙(男の仙人)を統率しており。 西の崑崙山には「西王母」が女仙を統率していたと言われています。 「西王母」は玉皇大帝という道教の最高位の神様の奥さんで、女... 続きをみる

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          シロバナヒガンバナ(ギントウカ) 彼岸花(曼珠沙華) 8月末、我が屋の庭に咲く花は少ない、しいて言えは彼岸花だが、 赤花は山野でこそ綺麗だが家の庭にはそぐわない、それでは白花 はどうだろうか。  白花は、鉢植えで5年前から咲かせている、球根は増えないがそ れでも、今年やっと3本の花が咲... 続きをみる

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  • 庭に咲く花 : グロリオーサ

    平成28年7月10日 我が家の庭はグロリオーサが満開です。    グロリオーサはまことに華やかな花で、怪しい炎のように咲き、    必ず人目をひきます。蕾から次々と咲き登って行くので、かなり    長期に花を楽しめます。       特に切花として室内に飾れば部屋が一気に明るくなります、が    ... 続きをみる

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  • 名刹の旅 no33 : 青葉山松尾寺

    青葉山松尾寺は、西国三十三ヶ所観音霊場の第二十九番札所です。 京都府舞鶴市の東、福井県との県境の、こんもりと茂った青葉山の中腹 に松尾寺の境内が広がります。 松尾寺を訪れたのは新緑の春、その日は雨、不便な所だけに車でのお参 りです。青葉山はしっとりとした木の葉がお寺を全体を覆い、新鮮な空 気と静寂... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 南京小桜

    私が日本桜草を知つたのは、若い頃奈良御所市の、金剛山の山麓をハイキン グしたおり、「高鴨神社」の境内の花壇に、鉢物で綺麗な花がいっぱい咲い ていました。なんといい花だなぁ-と思い、花名を見ると「日本さくらそう」 とあります。 それから年が経ち、日本桜草を作り始めたのは定年後になります。 今日は、日... 続きをみる

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  • 日本桜草の魅力 : 三田自慢

    春がそこまでやってきました。 鉢に植え替えた桜草は今にも芽が出かかっている状態です. あと二ヶ月で桜草の花が咲き揃います。 三田自慢は、数少ない薄紫系の花で、優しさと品がよく、 私ごのみの品種の一つです。 さすがに~自慢と付くだけのことはあります。 この品種は、大正初期に作り出された品種で、 名品... 続きをみる

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  • 薄紫は、ほんにやさしい:「夜半の月」

        桜草の花名は、登録して承認されれば何でもありの     ようですが、この、夜半の月(よわのつき)はイメ     ージとして同調できる、やさしいソフトな花模様な     のです。     夜半の月とは、夜中に出る月のことで、会話で使う     ことはまずありませんが、俳句など、詩的な情景を ... 続きをみる

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