日本桜草の魅力:さすが あっぱれ「天晴」でござる
当桜草の品名は「天晴(あっぱれ)」です。
江戸末期に作出された品種で、かなり長期にわたり作り続けられ、今もなお
華やかに咲き誇ります。
特に花の色が紅から底白に変化していくところが魅力的です。
古典園芸植物 : 日本サクラソウの魅力
「日本サクラソウ」は、少なくとも江戸時代(寛文年間:1660年頃)
から栽培が始められ 純日本産の古典園芸植物といわれ、約300年
の栽培史があります。
この花の特徴は、清楚、可憐、優雅で、何ともいえぬ風姿があり、日本
の国民性に あった草花として、愛好家に重宝がられて来ました。
もともと日本の野に自生していましたが、愛好家によって改良が重ね
られて、多様 な花弁・多彩な色合い・微妙な花形、が作出され、現在
まで引き継がれてきました。
私がこの花に取り付かれたのは三十数年前、ハイキングで奈良の高鴨
神社に立ち 寄った時、花壇に見事なサクラソウが展示され、それを
観賞した時からです。
現在200品種ほど育てていますが、品名のラベル間違いもありまた
花を上手く咲かすことは出来ないけれど、このブログで花の良さを感
じ取って頂ければ幸いです。