赤蜻蛉は歌になり、白蜻蛉は桜草になる:「白蜻蛉」「赤蜻蛉」
夕焼け小焼けの赤とんぼ、負われて見たのは
何時の日か~
誰もが歌ったこの童謡は年老いても心に残っています。
とんぼの世界では、体色が赤かったら赤蜻蛉と言いますが、
白蜻蛉がいるとは聞いたこたがありません。
でも、桜草では赤蜻蛉に対比して白蜻蛉が生まれました。
なぜか! あまり疑問を持ってはいけません。
日本では紅白はお目出度いのです、赤蜻蛉がいれば
白蜻蛉なのです。
桜草では赤蜻蛉は可憐で稀品の一つとされていますが、
白蜻蛉も劣らず、一段とすっきりとして歯切れがよく
特に花筒が鴇色のぼかしで白を引き立てます。
強健な性質なので作り易い品種の一つです。