冴えた夜空に満点の星:「流れ星」に願いをこめて
少年時代に終戦を迎え、食べ物も、着る物も無い貧
しい頃。田舎育ちの私は、兄と共に農業の手伝いを
よくやらされた。
手伝いでも百姓仕事は大変で、いつも思うことは憧
れの都会に何時かは出たい思いであった。
その頃の夜空は、冷たい程冴えて澄みわたり、そこ
に満点の星の輝き、ときたまおきる光線の流れ。
流れ星は、流れている間に願いごとをすると叶うと
いう言い伝えに、自分も何となくお願いしてみよう
と口ずさんだことか、都会に出たい気持ちも願いの
一つかもしれなかった。
桜草「流れ星」はきらびやか花です。比較的新しい
品種で「浪華さくらそう会」の会長「山原」さんの
作出と記録にあった。
私も「浪華さくらそう会」の一会員として、当会の
恩恵を受けている一人です。