ほんのり色気のチラリズム:浮世絵女性の「艶姿」
「あでやか」という言葉は、私たちの年頃では奥深い意味
を持ちますが、 今の若い人にはピントこないのではないで
しょうか。
「艶姿:あですがた」という言葉は女性の着物姿には欠か
せない表現の 一つだと思います。 それが桜草にも「艶姿」
の品名があり 昭和初期に作出された比較的新しい品種なの
です。
花を見ると花弁の表は清楚な純白で、裏側には淡紫のぼかし
がかかり、やや狂い咲きに咲く花びらは、何とも言えない
あでやかさを感じます。
艶姿は、言葉ようにほんのりとした色気を発散させ、男の感性
を優しく挑発します。
私はそのように感じるのですが如何なものでしょう。
チョット考えすぎかな??
でも美しいので人気があります!!