江戸時代からの古花で名品:「錦鶏鳥」
三省堂大辞林では、錦鶏鳥について次の記述がある。
「キジ科の鳥。雄は全長約110センチメートル、尾羽が70
センチメートルほど。雄は黄金色の冠羽があり、襟は黄と
黒の横縞、他は朱と黄と黒の羽毛が混じり、華麗な羽色を
もつ。雌は全身褐色で暗褐色の斑点がある。中国西南部高
地の原産。江戸時代から飼い鳥として輸入された。」
NHK:鈴鹿冬三著書にも桜草の「錦鶏鳥」について
「江戸時
代の古花で名品の一つ」と記されており
昔からの人気の高さ
がうかがわれます。
花容は、花弁の切れが深く派手な作りで一見人目を
惹きます。この花は「錦鶏鳥」の美しさと類似させ
て命名されたので
しょう。三百年近く作り続けられ
た、今だに人気品種なのです。