いざ、おめみえ:いや~桜草の「御目見得」です
「おめみえ」と言う言葉は、今 一般に使われているで
しょうか。「御目見得」と漢字にすると、殿に・・・と、
江戸時代の時代劇をお思い起こします。
おえみえとは貴人のお目にかかることなので、現代は
私たち庶民が、日常で使うことはまずありませんね。
何故かこの「御目見得」が桜草の品名になっているので
調べてみると、今から30年ほど前に、園芸家の伊丹清
氏によって作出された比較的新しい品種なのです。
桜草は、古い格式のある言葉がよく似合うのですね。
さすがに花もかなり品位があり、かがり弁の抱え咲きで、
表白、裏紅、が見事に調和しとてもとても素晴らしい
花容になっています。
写真はその感じを出しきれませんでしたが、
私の好きな桜草の一つです。