雨中の桜は、一般によく知られた花で、花びらは大輪で
抱え咲き、色は薄桃色地に淡紅の綱絞りの模様がある珍
しい品種である。性質も強く作り易いので愛好家も多い。
桜草を育てるに当たり、一番大切なことは鉢土の保水性
である。これは年がら年中、気をつけなければ、折角の
桜草を枯らしてしまう。
来年に花を見るには、特に葉が枯れてしまう期間(7月
~2月の間)の水やりが大切で、適正に水遣りのタイミ
ングをとらえて実施すること。
特に夏場には、葉も無いのに、朝晩と一日2回の水やり
も起こり得る。
雨以外の日はこれが結構面倒くさい、この頃は梅雨入り
から、
今日にかけて雨降りの日が多い、そのため水やり
の手間が
省けて大助かりである。
風雨には弱い桜草、でもしとしと降る雨は大歓迎の植物、
近来梅雨は非常な被害をもたらすが、元々梅雨は天の恵
みでもある。