日本桜草の魅力:「名刹」旅の記録

庭に咲く花。中でも日本桜草の容姿に
ついて、画像を見ながら観賞していき
たいと思います。

さらに名刹めぐり、旅の記録をとりま
とめてみたいと思います。

吉野の山は奥深い:そこで貰った一本の花木


   
      二十数年前、五条市に住む友人が吉野の山里に
            さそってくれた。


      ぼたん鍋を食べ、賀名生(あのう)梅林で花見を行い。

      山野草の店で見事な自生植物を拝見した。

      そこで貰ったのが鉢植えの盆栽花木である、どうも
      空木らしい。 

      数年間花を期待したが花は咲かない、嫌気もさしてほった
      らかしにしたので、何回か絶えそうになった。

      ある年、鉢植えでは枯らすので可哀想と思い地植にしたが、
      その途端に元気ずき、次の年に真っ赤な花を咲かせた。


      ウツギの赤花は少し珍しいかな? 木名が分からない
         ので「赤空木:アカウツギ」と勝手に名づけた。



          ながい年月、よく生きのびたものだ。

        ----- 今年も重厚な赤花が  たわわに咲く -----


花を見て 若き頃を思い馳せる:セッコク蘭


    
     庭のセッコクが今年も大量の花を咲かせた。


   思えば今から三十数年前、友人と三人で熊野方面へ旅をした。

   瀞峡遊覧の観覧船に乗り上流の河川敷で小休止、その時に

   出店にあったひと握りのセッコク蘭買った、それがこの

   セッコクである。


          その頃、友人と熊野方面へ数度ドライブ旅行をした。
       人里離れた瀞峡の清流は澄んで対岸は自然美が一杯、
       なんと美しいことか、その中を素っ裸で泳いだ。
     
          その時の爽快な気分は最高だった。

桜草の紫色系は何となく寂しい:「晩秋」


  

   日本桜草の花色はまことに多様ですが黄色系と黒系はありません。  
     その中でも、紫系の桜草は何となくうらぶれた寂しさを
              感じさせます。
     
    この画像 「晩秋」がそんなイメージを与えるのでしょうか。